サンガム -Sangam-

概要

サンガムは、インドマハラシュトラ州プネー市にあります。1964年に建設が始まり、1966年、レディーB-Pによって3番目のワールドセンターとしてオープンしました。建物の周りにはパームツリーに囲まれた中庭とスイミングプールがあり、数々の花や木々たちが熱くて騒がしいインドにいるとは思えない涼しさと静けさを訪れる人々に与えてくれます。約3000㎡の敷地には、キャンプサイト、フラッグポール、遊び場があり、その先はムーラ川の川岸に通じています。

サンガムとは、サンスクリット語で「川と川とが交じり合う場所」という意味で、プネー市ではムーラ川とムータ川が交じり合う場所を示します。そこにあるのが、ワールドセンターサンガムなのです。また、サンガムには「共に集う」という意味もあり、様々な国のガールガイド/ガールスカウトが集い、国際交流と友情交換をするワールドセンターにはぴったりの名前だったので、サンガムと名づけられました。シンボルマーク(左上)は「人生の完全性と変化」を表しています。マスコットキャラクターは「Sangelee:サンゲリー」(右下)といい、初代サンガム委員長のジョイ・シェリーが名付け親です。

Sangam の「Sang」+Elephant:象の「ele」=???
=「Sangelee」!!!!お気づきになりましたか?

~ サンガム からのメッセージ ~

ナマステ。サンガムワールドセンターは皆さんにリーダーシップや、人生の長きにわたる学びと自己研鑽の機会を得る場を提供します。
私たちはサンガム自身の収支で運営資金を賄えるように努力していますが、寄付や皆さんの財政支援がサンガムとしてのミッションを実行するうえでとても重要な役割を果たしています。皆様のご支援は、奨学金や渡航費用の支援、施設の改修や必要な物品等の購入に充てられます。

支援者の皆様のご協力に感謝いたします。
サンガムでお会いできるのを楽しみにしています!

サンガムセンター長 Michelle Hughesの緊急メッセージ(2020年6月時点)

コロナウイルスによりサンガムが大きな打撃を受けています。現在のサンガムセンター長、Michelleのメッセージをお伝えします。寄付に賛同される方は、会費入金の際にあわせて「サンガムファンド」指定のご入金をお願いいたします。FOSJにて送金します。

サンガムは、2020年3月24日に閉鎖されました。他のワールドセンターも同様です。
インドでは厳格な封鎖が続いていますが、現在コロナウイルス感染者数は増加しています。地元スタッフのほとんどが自宅待機、サンガムは海外スタッフによって管理されています。この場合サンガムは地元スタッフによって維持されます。このまま、2022年まで海外のゲストをサンガムに迎えられません。
地元のサンガム利用者は、ほとんどが地元スカウトと地域NGOであり、地元の貧困と食糧不足との闘いでしばらくサンガムを使用できないようです。

これらのことから、去年と今年のすべてのイベントはキャンセルとなりました。
通常サンガムは年間約60万ポンド(7860万円)売上がありますが、大幅減の見込みです。
しかしどうしても維持費がかかります。大胆かつ大幅な削減をしましたが、試算では、毎月約17.5万ポンド(約230万円)の支出がでます。スタッフの支出(海外スタッフは全員給与を50%カットしました)、電話、光熱費、通信費、保険、水道代、セキュリティ、庭/ジェネレーター/プールの維持と、建物老朽化による外壁塗装や一部の窓・屋根の交換等々です。
サンガムでは今年の損失の一部を埋め合わせるため資金調達を目標としており、寄付(サンガムファンド)は大歓迎です。集められた資金は、次のシーズン開始のため、サンガムの一般的な維持管理に使います。

さらに、再開以降のサンガムの利用状況がカギとなります。2022年以降、数年間サンガムをいつも満員にする必要があります。近年、サンガム利用者は減ってきています。皆さんにサンガムへのより多くの訪問を宣伝するようお願いしたいと思います。これは寄付だけでは解決できない問題です。私たちは人々をサンガムに連れ戻す必要があります!
日本の皆さん、どうすれば日本のガールスカウトにイベントに参加してもらうことができますか?または、ボランティアとして参加しますか?皆さんのご希望でオーダーメイドイベントもできます。サンガム宣伝ができる日本のGSイベントがあれば教えてください。もしサンガム宣伝ができるオンラインイベントがあれば、私に声をかけてください。宣伝のためにできることは何でも喜んでお手伝いします。何卒よろしくお願いします!